常駐当番の窓から

弁護士会の窓から、少し高い鉄塔が見えます。この場所はつい数年前まで熊本地方気象台があった場所です。  

熊本地方気象台は、熊本駅の近くにできた新しい合同庁舎に数年前に移転してしまいました。しかしその後も観測機器だけは京町に残されました。その観測機器等が設置されていると思われるのがこの鉄塔です。 

京町の裁判所界隈をよくうろうろする弁護士の間でささやかれていることがあります。それは、「果たして京町に観測機器を置いて大丈夫なのか」ということです。というのは、京町はちょうど丘のてっぺんに位置しているため、「京町だけ大雨が降っている」ということがときどきあるからです。素人考えですが、春から夏にかけて、地形の関係で京町界隈に上昇気流が発生し、京町だけ雨が強く降るということがたびたびあるように感じています。そんな京町に観測機器を置いて、そこで観測されるデータが熊本を代表する観測データとして採用されるようなことがあると、正確な観測や予報を得られにくいのではないかと感じるのです。

気象のプロである気象庁があえてここに観測機器を残したのだから、あくまで素人考えに過ぎないのでしょうけれども、気になります。

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